株式投資=分け前を得る、ということ

株式投資を日々上下する商品への賭けみたいな感覚で考えている人がどうしても多いように見受けられますが、一度根本的なとこから考えてみるというのも大事だと思います。
そもそも株式ってなんなのかという、概念の理解が大事かと存じます。

まず、株式とはその企業の持ち分です。自己資金で株式会社を創設したらそれは100%の株式を自分で保有しているということですし、その企業が生む利益は全て自分に入るということになります。50%を他人に譲ったらその分は譲渡した人にいくというシンプルな話です。

もう少し話をすすめると、企業はよく借入もしていますが、基本的には借入金は株式よりも権利として優先されます。従って、借入金の返済、および利子払いが優先され、残った価値が株式の保有者、すなわち”株主”のものになります。

これはよく言われる通りですが、株式投資は企業の”Partial Owner(部分的オーナー)”になるということです。
例えばトヨタ株を買った瞬間にその人はToyotaのオーナーですし、今後トヨタが出す利益の一部をずっと得られるということです。

書いてみると非常に当たり前のことなのですが、この考えは余り理解されていない気がします。
株投資を短期的な勝った負けたといった賭博場のような扱いをされているのを見ますと違和感を抱くことも事実です。たとえ0.1%の持ち分でもその企業のオーナーになるということという認識がもっとされるといいかなとは思います。その企業の部分的オーナーになることで、その企業が今後創出する利益、現段階で保有する資産を得る権利、すなわち分け前を得る権利を購入するということです。

本サイトのメインテーマであるバリュー投資は、この分け前を得る権利が株式市場で割安で取引されているものを取得するという考え方です。

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